今日は家から一歩も外にでなかったので
昨日のことを書くです。

昨日は仲間内と代々木公園に行ってました。
入り口にたむろするリーゼントな人たちの
トサカの見事さに驚嘆しながら、奥の野外ステージの方へ
いつもはレゲエなんかをやってることが多いとのことだったけど
この日はインドネシアな集まりがあったようで
「そっちの方の曲と思われる歌詞だけどロック」な感じでした。

んで、それを横目にベンチでラムネなんかを飲んでると
向こうからなにやらここにいる誰とも違う空気を纏う人がこちらの方へ
隣に座ってた友人Lは見るなり「....サル....」と思わず口を突いて出てしまっていた。
それは、見た目のことというよりも、その空気の感じのことで
サルは言いすぎだと思ったけど
なんというか、初期霊長類っていうか近代人間一歩手前って感じ
あんまり詳しく書いちゃうと個人が特定できちゃいそうなんで
このくらいにしますが
何より気になったのが
その人がでかいヘッドフォンをしていたこと
何を聞いていたのだろう....

ほんで、ベンチを移動して
こんどはチキンカレーを食っていたところ
向かいのベンチに座っていた友人K氏の数メートル向こうに怪しい人影が！
しばらくは何をしているのか分からなくてチラチラ見ていたのだが
確信が持てたので、皆に「気付かれないように見ろ」の合図を出す。
そこでは、齢80くらいのおじいちゃんが1人
野外ステージのロックに合わせて
盆踊り30%阿波踊り30%プラプラ40%のステキなダンスをしているのだった。
しかし、最初は音にあっていたダンスであったが
しだいにテンポとずれてきてしまう
それを見たK氏「多分2番の歌詞の頭から入り直して、立て直すと思う」
まさにその通り、一番の歌詞が終わったところで
テンポのないプラプラするだけのフリースタイルに変更
K氏の予言どおり2番の頭から見事に立て直した。
そしてすべての演奏が終わったと覚ったおじいちゃんは
何事もなかったようにスタスタと帰ってゆくのだった。
私はおじいちゃんが
このまま、何事もなかったように家族の元に帰り
風呂に入り、夕飯を済ませ、ナイターを見ながらビールを飲み
寝てしまうまでが「普通」である光景を脳裏に浮かべ
1人吹き出してしまったのであった。


以上